大川美術館 企画展「Kiryu POP 桐生のアーティスト2021」
さらに下の階へ進むと、企画展「Kiryu POP 桐生のアーティスト2021」が開催されていました。
小さな展示室が連結されており、部屋によってコンセプトが違うので、旅する感覚で、楽しみながら鑑賞することができました。
子どもの来館者が喜びそうだなと感じたのは、唐澤龍彦の作品です。
ほとんどが、犬や猫がテーマの、絵本の挿絵のような作風です。
タイトルも、「あのあたらしいいえはだれのいえ」など、見る人それぞれがストーリーを考えられそうな作品になっています。
動画作品もあって、壺の絵、犬の絵、ロボットの絵がそれぞれ表示され、スクリーンの右にある装置の光っているボタンを押すと、絵が動く仕掛けになっています。
私が行ったときは、入館時に、唐澤氏の絵ハガキをもらえました。
作品集も売っています。
また、小林大輔の、ガラスの動物の作品展示もあります。
リアルな表現ではなく、ポップで、夢を与えられるような明るい作品で、ロンドンブーツ1号2号
の田村淳のお気に入りだということです。
1番下の階に「大川栄二の部屋」があり、「関係者以外立入禁止」とは書かれていないので、入ってみました。
そこは個人の家の居間のような雰囲気の部屋でした。
壁にたくさんの外国のお面、棚に写真、ソファがあり、小さいけれど好きなものが詰まった感じの部屋です。
最後の展示室を出たあとに、土日祝日のみ営業の喫茶室と図書室があります。
長い階段を昇ると、受付に戻ることができます。
受付の隣がミュージアムショップになっており、常設展、企画展関連のグッズを売っています。
訪れる方のワクワクを邪魔しないよう、あまり詳しく書きすぎないように気を付けたつもりです。
皆さんも是非、森の中の美術館へ行ってみてください。
美術館へ行く途中の道は、狭くて傾斜が急なので、お気を付けください。
お天気の良い日がおすすめです。
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